ツムラ 漢方薬 127 大特集 - いいもの情報

ツムラ 漢方薬 127 大特集

ツムラ127番「麻黄附子細辛湯」の効果と使い方

ツムラの127番「麻黄附子細辛湯」(まおうぶしさいしんとう)は、冷えによる体調不良や風邪の初期症状に対して用いられる漢方薬です。特に、冷え症や虚弱体質の方に効果的で、悪寒や頭痛、全身の倦怠感、四肢の冷えといった症状を緩和します。この薬は、体を温める効果が強く、冷えを改善しながら、風邪や気管支炎にも対応します。

麻黄附子細辛湯の主な効能

  • 冷え症:手足が冷たい、全身が冷えるといった症状に非常に効果的です。体を内側から温めることで、冷えによる痛みや倦怠感を改善します。
  • 風邪の初期症状:悪寒や微熱、鼻水、頭痛がある風邪の初期に効果があります。特に、冷えからくる風邪に適しています。
  • 気管支炎・咳:麻黄の成分が気管支を拡張し、咳を鎮める効果が期待できます。喘息の症状にも効果的です。

麻黄附子細辛湯の成分と作用

麻黄附子細辛湯は、3種類の生薬から構成されています:

  • 麻黄:発汗作用があり、体を温めるとともに、咳を鎮め、気管支を広げる働きがあります。これにより、風邪や気管支炎に有効です。
  • 附子:体を温め、気を巡らせ、痛みを和らげる効果があります。冷え症や関節痛の緩和に役立ちます。
  • 細辛:体を内側から温め、寒さによる痛みやだるさを取り除く作用があります。また、痰を除去し、呼吸を楽にする効果もあります。

使用方法と注意点

麻黄附子細辛湯の使用方法は、1日2~3回、食前または食間に服用します。通常は成人が1日7.5gを分けて服用しますが、年齢や体調に応じて調整が必要です。冷えが強い風邪や体調不良の際に即効性があり、症状が出たタイミングで服用すると効果が高いです。

副作用と注意事項

麻黄を含むため、不眠、動悸、頻脈、血圧上昇などの副作用が起こる可能性があります。特に高血圧や心臓病の既往がある方、甲状腺の機能が亢進している方は注意が必要です。また、附子の成分によって、吐き気や血圧低下が引き起こされることがあるため、長期使用や過量服用には注意しましょう。気になる副作用があった場合は、すぐに医師に相談することが大切です。

まとめ

ツムラ127番「麻黄附子細辛湯」は、冷え症や虚弱体質の方に非常に効果的な漢方薬で、風邪の初期症状にも有効です。体を内側から温め、気管支を広げることで、風邪や咳、気管支炎の症状を和らげます。ただし、副作用には注意し、体調に合わせた服用が必要です。特に、持病をお持ちの方や高齢者の方は、医師に相談の上、正しい使用方法を守ることが重要です。

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